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2032年に超名門・ロサンゼルスCCで初の全米女子オープン開催 23年、39年には全米オープンも | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

超名門のゴルフ場 クラブハウスはこんな雰囲気です(撮影:GettyImages)

全米女子オープン選手権を主催するUSGA(全米ゴルフ協会)は19日、米カリフォルニア州ロサンゼルスの超名門コース「ロサンゼルス・カントリークラブ(LACC)」で初めて、2032年の「全米女子オープン」を開催すると発表した。さらに、同コースでは来年の23年に男子の全米オープン選手権が開催されることが決まっているが、その開幕を待たずして39年に再びLACCで行われることも併せて発表された。

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「ゴルフ最大のオープン選手権をロサンゼルスCCで開催できる、これ以上の興奮はない」とUSGAのチーフチャンピオンシップオフィサーのジョン・ボデンハマー氏はコメントを発表。さらに「ロサンゼルスは素晴らしいスポーツタウン。来年の全米オープンに続き、当地に戻って来られることは本当に楽しみだ」と期待を寄せた。

1897年に創設されたロサンゼルス・カントリークラブは、ロサンゼルス市とビバリーヒルズ市に接する中心街に位置する。近くにはカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のキャンパスもある。320エーカーの広大な土地にノースコース、サウスコースの36ホールを所有し、男女ともに開催コースとなるノースコースはジョージ・G・トーマスによるオリジナルデザインで、10年にギル・ハンス氏によるリノベーションが実施された。

同コースとUSGAとの繋がりは古く、1930年に「全米女子アマ」、54年には「全米アマ」が行われた。米男子ツアーの「ロサンゼルスオープン」(現・ジェネシス招待)は過去に5度開催され、近年では17年に男子アマの英米対抗戦「ウオーカーカップ」の舞台になっている。

28年に“ロサンゼルス五輪”を迎える当地は、全米でも屈指のスポーツ大都市。「来年には全米オープンが開催され、その男子が39年に戻ってくるだけではなく、32年には女子オープンも行われる。世界のトップ女子ゴルファーが集まる大会をノースコースで開催できることはロサンゼルスの街中が喜んでいる」とLACC全米オープンコミッティーのジョン・ショルツ氏はコメントした。(文・武川玲子=米国在住)

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