• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 史上初の2週連続大会連覇へ 古江彩佳「メンタルの成長を感じている」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

史上初の2週連続大会連覇へ 古江彩佳「メンタルの成長を感じている」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

2週連続のタイトル防衛がかかる古江彩佳 史上初快挙へ笑顔で突き進む(撮影:福田文平)

<NOBUTA GROUP マスターズGC レディース 事前情報◇19日◇マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6585ヤード・パー72>

前週の「富士通レディース」で、02-03年「NEC軽井沢72レディス」を連覇した福嶋晃子以来2人目のホステス大会連覇を成し遂げた古江彩佳が、今週は史上初となる2週連続の大会連覇に挑む。

小祝さくらが原英莉花にパット指導?【写真】

昨年大会は4日間通算のフェアウェイキープ率が89.29%、パーオン率は83.33%で、2位の西郷真央に1打差のトータル12アンダーで勝利。高いショットの精度を見せて優勝杯を手にした。今年はそのショット力に加えて、米ツアーで仕込んだ多彩なアプローチの技術がある。連覇へ死角はないのだろうか。プロアマ戦を終えた後の古江に手応えを聞いた。

「試合じゃないのでなんとも言えませんが、調子は悪くありません。今年はラフが長いので、よりフェアウェイをキープすることが大事。パーオン率をさらに上げて、バーディを獲っていきたいです」と力強い言葉で答え、「数字の目標は特に考えていませんが、記録のかかった試合だけど、そこはあまり意識せず自分のプレーに集中したいです」と続けた。

前週の富士通レディースでは強いプレッシャーがかかる中、最終18番ホールで見事バーディを奪取して優勝を決めた。「連覇やホステス優勝など、プレッシャーはかかっていたぶんもありますが、メンタル面での成長があったのではないかと感じています」と振り返る。

今大会は史上初の2週連続大会連覇がかかっているが、気負うことはなく、肩の力が抜けている様子。プレッシャーに負けない精神力も、米ツアーで培ったものに違いない。今大会の最終日となる10月23日は、古江のJLPGA入会日でもある。プロゴルファーになったその日に、偉業達成となるか。そのことを伝えられると古江は「笑顔でいれたらいいなと思います」と返答した。(文・河合昌浩)

関連記事