笹生優花は朝から練習場で打ち込み 平均飛距離4位のパワードローの裏で…フェードが打てない!? | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
綺麗な球筋のショットを放つも… なぜか不満げな笹生優花(撮影:ALBA)
<BMW女子選手権 事前情報◇19日◇オークバレーCC(韓国)◇6726ヤード・パー72>
圧倒的な飛距離を誇る笹生優花が、韓国決戦の前に打ち込みを行った。大会前日はプロアマメンバーに入らず、朝から欠場者が出た時のための待機選手となったため、9時から2時間ほどを練習場で過ごした。
同じく待機選手となった渋野日向子も途中から合流。アプローチ対決や、球筋の打ち分けなど、和やかな時間を過ごした。そのなかで目を引いたのは、笹生の飛距離だ。現在ツアーのドライビングディスタンスは275.29ヤードで4位。軽やかなドローボールを放つ姿は、やはりローリー・マキロイ(北アイルランド)にそっくりだ。
そのとき笹生が面白い練習をはじめた。ウッドやアイアンで低いスティンガー、スライス回転のボールと多種多様な球を打ち分ける。韓国はメートル表示だが、練習場にある200メートルの看板めがけて放たれるショットが低い弾道を描いていく。番手は5番アイアンだから、まさにパワフルそのもの。
そこで笹生が苦い表情になる。カットボールを打とうとしても、なかなかスライス回転がかからない。いくら打とうとしても…。こちらから見れば完ぺきなストレートに見えるが、納得ができないらしい。何度もスライスをかけようと試みるも、毎回“綺麗”なストレートボールが飛んでいく。
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