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マジェスティ『マルマン シャトル』シリーズ、10月21日デビュー【打ってみた】

「フェアウェイウッド主義」の『マルマン シャトル』が10月21日発売!なんと、13Wまでを用意

28日、[マルマン]() シャトル』シリーズ。お助けクラブとして馴染みのあるブランドが新たな装いになったが、性能も価格もインパクトある中身となっていた。

■初心者やゴルフ再開者に「お助け」

「昨今のライフスタイルの変化でゴルフを始め、再開した方が増えています。『maruman [SHUTTLE]() U-4』の遺伝子が新たなテクノロジーである【Speed Bow】を搭載して復活を遂げました。FWは、深重心が生み出す安定した高弾道によりトップした際も安心、かつ広いソール面でダフりにも寛容なクラブです。今回新搭載された【Speed Bow】は、飛びの番手と安定の番手、それぞれの役割に応じて重心を最適化する形状設計を採用しました。

さらに、クラウンのツートーンのデザインでアライメントも容易です。同シリーズのドライバーにも【Speed Bow】を搭載し、シャフトを44.5インチの短尺にすることで振りやすく、ミートしやすい設計に。ヘッドを大型化することで、構えた時の安心感も向上させました。また、お好みに合わせて自由にクラブセッティングできるよう、アイアンは単品で展開。アイアンは中空構造により高い飛距離性能と、内部後方に重量を集中させることで捕まりの良さを実現しました。フェアウェイウッドをもっと楽しく、簡単に。男性モデル、女性モデル、いずれも13番ウッドまで展開します」(同社広報)

■デビューキャンペーンが超お得!

今作は『フェアウェイウッド中心主義』とある通り、2W(13°)3W(15°)5W(18°)7W(21°)9W(25°)11W(29°)13°(33°)と7番手ものFWを用意している。税込み価格46,200円が定価となるのだが、12月31日までの「数量限定デビューキャンペーン」として、ドライバーとFWを1本買うと「1本付いてくる」。

対象となるのは、フェアウェイウッドの7W、9W、11Wとアイアンの5番〜SWまで。専用WEBサイト()で登録が必要だが、実質的に半額に近いサービスと言える。仮に3Wと5Wを購入すれば、その下の7Wと9Wまで一気に揃えられる形となる。同社は「とにかくより多くの方に性能を知ってもらいたいため、インパクトのある企画を考えました」と言う。

■スピンがしっかり入り、タテ距離が合う

7W以下を未経験の記者(HS50m/s、ローフェーダー)も多ロフトFWを初体験してみた。記者はダウンブロー度合いが強く、フェース上部に当たりやすいシャローフェースのFWや多ロフトのUTは敬遠してきたが、まずスタートホールから2Wの上がりやすさに驚いた。敢えてティアップせず全て打ったが、スピン量で途中から浮き上がる球質でキャリーが作りやすい印象だ。

何しろフレックスSRでもHS40m/s弱のゴルファーが対象。記者にはアンダースペックだから当然だが、3Wの直打ちでもスピンで浮き上がる球質は同じだった。そして、アゲインストの155ヤードのショートホールで人生初の13W(ロフト33°)を打って驚いた。平らなグリーンで1.5mほど戻った。この距離からのスピンバックは初体験である。

通常のFWは0.5インチ刻みだが、『シャトル』の7W以下は1インチ刻みで短くなるユニークな設定。その影響か、初体験の9W・11W・13Wなのに「こんなに当たるとは!」という感想。記者の強ダウンブローでは上部ヒットが多発し、「ショートが多いはず」との読みが裏切られ、狙ったタテ距離がしっかり打てた。

■対象者のスピード帯と打ち方でさらに驚き!

ここまではクラブの対象者から完全にかけ離れた記者の打ち方での感想だが、対象者になったつもりでヘッドスピードと入射角を敢えて極端に落としてみた。すると、ドライバーもFWも恐ろしいほどミスに強いことが分かった。

特に驚いたのが、7Wのキャリー製造力。極端に入射角を落としたため、少し手前から入り「ダフった」感覚でも、ソールが滑り抜けて超ハイストレートが190y近くキャリーした。ゆっくり上げて下ろすだけ、ヘッドスピード40m/s程度のはずだが、「こんなにダフリにも曲がりにも強いとは…」。

同社は「低重心を狙うモデルの21mm前後より24mmとスイートスポットが高くなる分、スピン量は少し上がってしまいますが、対象者にはしっかりキャリーを作れることが魅力に変わります。とにかく深重心でミスに強いFWを作りたかった」。その言葉の意味がよく分かるコース試打だった。

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