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ミラクルショットで1987年マスターズを制した ラリー・マイズ【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

ラリー・マイズは64歳の誕生日を迎えた(撮影:ALBA)

9月23日は、1987年に「マスターズ」を28歳で制したラリー・マイズの誕生日。劇的なチップインバーディで、マスターズ史上でも一二を争うといわれる優勝決定の瞬間は、多くのファンの目に焼き付いている。あれから35年、きょうで64歳になった。

21年の「マスターズ」を制覇した松山英樹【フォトギャラリー】

ジョージア州オーガスタ出身。80年にプロ入りし、初優勝は83年「ダニー・トーマス・メンフィスクラシック」。堅実なプレースタイルの「地味」なプレーヤーだったが、10代の頃にスコアボード係をしていたという「マスターズ」で一躍注目を集めた。

4度目の出場となった87年の「マスターズ」は、セベ・バレステロスグレッグ・ノーマン、そしてマイズの3人のプレーオフとなった。プレーオフ1ホール目の10番でセベがボギーを叩き脱落すると、勝負は11、12、13番のアーメン・コーナーへと突入する。

11番、ピンまで約15ヤードにパーオンしたノーマンに対し、マイズはセカンドをグリーン右奥に大きく外し、ピンまでは約40ヤード。多くのギャラリーが「ノーマンの勝利」を予想する展開だったが、マイズのアプローチはグリーン手前で2バウンドしてグリーンに乗り、ピンに向かって真っすぐに転がりカップイン。まさにミラクルな一打で夢だった「マスターズ」での優勝を成し遂げた。

前年の優勝はジャック・ニクラスで、マイズはニクラスからグリーンジャケットを着せてもらった最後の選手となった。その後、米国ツアーで2勝を挙げ、日本ツアーでも88年「カシオワールドオープン」、89、90年「ダンロップフェニックス」を連覇している。

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