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上田桃子のメジャー初制覇のカギは“究極の自然体” 「泥臭く、最後まで諦めない」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

上田桃子は念願のメジャー初制覇をねらう(撮影:福田文平)

<日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 事前情報◇6日◇城陽カントリー倶楽部(京都府)◇6555ヤード・パー72>

プロになって18年目の36歳、ツアー通算は16勝。生涯獲得賞金額は10億円目前で7位につけている上田桃子だが、これまでメジャータイトルとは縁がない。

上田桃子は低いトップ→高いフォローでつかまえる【写真】

改めて、メジャー大会への思いを聞かれると、「この年齢になっても少しでも上達したい、自分のクセを直したい。モチベーションを保つことが難しいなかで、メジャー優勝を自分に課しています。目指しやすいし、ありがたい目標ですね」と答える。なかなか結果が出ないメジャー大会に悔しさも募る一方で、それを励みに変え、意欲的に捉えている。

メジャー大会50回目の出場となった5月の「ワールドレディス サロンパスカップ」では、「バチバチ優勝は意識している」と強い言葉で意気込んだが「消化不良」。あえなく27位タイで終えた。そのときの“反省”をいかし、自分のプレースタイルを見つめ直した。「目の前の試合を一生懸命頑張る、というのが自分のスタイル。泥臭く、最後まで諦めない。メジャーだからこそ、普段と変わらない自分らしさを出していくことにフォーカスしています」。究極の自然体こそが、メジャー制覇への道だと考える。

先週の「ゴルフ5レディス」では、「メジャー前でいろんなものを試して」惜しくも予選落ち。それでもコーチを務める辻村明辻氏とのタッグで臨んだ前哨戦を振り返り、「練習場ではできていたけど、コースだとできていなかったアライメントや目線のズレを、きのう、きょうで直して、状態は上がってきています」と、悲願の初制覇に向けてコンディションを整えている。

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