ボギー・ダボからのカムバックV セキ・ユウティンは前夜1時間の“メントレ”奏功 「プレッシャーから逃げない」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 セキ・ユウティン -12 2 吉田優利 -12 3 堀琴音 -11 菅沼菜々 -11 5 勝みなみ -10 小祝さくら -10 7 高橋彩華 -9 山下美夢有 -9 尾関彩美悠 -9 10 葭葉ルミ -8 順位の続きを見る
セキ・ユウティンが見事なカムバックから初優勝を遂げた(撮影:福田文平)
<ゴルフ5レディス 最終日◇4日◇ゴルフ5カントリー オークビレッヂ(千葉県)◇6465ヤード・パー72>
一時は2打差に14人がひしめく超大混戦。そんななか12番まで6バーディ・1ボギーとスコアを伸ばしていたセキ・ユウティン(中国)が、13番で頭ひとつ抜けだした。
13番は474ヤードのパー5。191ヤードから4番ユーティリティでの2打目がグリーンを捉え、さらにピン奥3メートルのチャンスにつくと、これを決めた。静かに、それでも力強いガッツポーズが飛び出し、2位に2打差をつける単独首位に立った。だが、そう簡単にはいかない。
14番パー3ではティショットがピン下段13メートルに乗ったものの、3パットのボギー。「(スコアを)キープすれば優勝もあるから…」と頭にちらつき、続く15番パー4では「緊張」という“魔の手”が。ティショットでドライバーを振り切ったが右サイドのOB。結局ダブルボギーを叩き、逆にトップと1打差をつけられる5位タイに後退した。
プレッシャーに押しつぶされる優勝争いの場面。緊張が重くのしかかっていた。だが最終組で回った2日目、緊張で2バーディ・2ボギーとスコアを伸ばせずに、その晩、メンタルコーチと「(最終日は)プレッシャーに直面したときに逃げない」と1時間語り合った。
X(Twitter)をフォローしよう
Follow @ssn_supersports
Follow @ssn_supersports