2週連続優勝かかる岩田寛　母校・仙台育英高校の甲子園優勝は「盛り上がった」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

岩田寛が2週連続優勝に挑む 写真は前週のセガサミーカップ（撮影：佐々木啓）

＜Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 事前情報◇24日◇芥屋ゴルフ倶楽部（福岡県）◇7191ヤード・パー72＞

前週の「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ」で、15年に続く大会2勝目と、ツアー通算4勝目を挙げた宮城県出身の岩田寛。その優勝会見では、翌日に甲子園の決勝戦を控える母校・仙台育英高校の野球部員に対し「（自分が優勝した）記事を見て、育英ナインに僕の思いが届いてほしい」と熱く語っていた。そして、仙台育英は下関国際（山口県）を破り、東北勢として春夏通じて初の甲子園制覇を成し遂げた。

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母校が優勝した瞬間をテレビで見届けた岩田は「あんまり覚えてないけど、途中は盛り上がっていました」と振り返る。自身の2週連続優勝へ気持ちが高まってきそうだが、「優勝した次の週って予選を通ったことがないので、まず予選通過ですね。2週連続優勝とか、本当に尊敬しますよ。憧れはありますけど」とどこか人ごとのよう。

岩田がそう語るには理由がある。コーライグリーンの芥屋ゴルフ倶楽部で行われる今大会を苦手としており、これまで16度出場して予選落ち8回。14年大会の11位タイが最高でトップ10は1度もない。苦手の要因はやはりグリーン。「グリーンが硬くて思ったよりも転がらないので、イメージと違うボールの転がり方をする」と合ってない。ちなみに昨年は、予選を通過したものの63位タイに終わっている。

前週の優勝で賞金ランキングは4位に浮上し、世界ランキングは200位から157位に上がった。16年以来の米ツアー再挑戦に向けて、苦手コースでも結果を残したいところだ。