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6番アイアン2本で史上3人目の偉業達成 こだわりは「力がなくても高く上がる」【勝者のギア】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

今週は6番アイアンが大活躍!

CAT Ladies 最終日◇21日◇大箱根カントリークラブ(神奈川県)◇6638ヤード・パー72>

昨年6月のプロテストに合格した20歳のルーキー・岩井千怜(ちさと)が、大会レコードで怒涛の猛追を見せた山下美夢有を振り切って、2バーディ・ノーボギーの「70」をマーク。トータル13アンダーと1打差で逃げ切りに成功し、前週の「NEC軽井沢72ゴルフ」に続く、史上3人目となる初優勝から2週連続優勝を遂げた。

双子の姉・明愛と仲良くトロフィーを持ち合う

ウッド型UTに替わる飛び系の5番と6番アイアン、そして通常の5番アイアンの3本をコースによって使い分ける岩井だが、先週から変更せずに臨んだ。「パー3が一番長くて185ヤードくらいまでしかなくて、そこでハイブリッド(扱いの)5番アイアンを使う必要がなかったので、それを抜きました」と理由を明かす。

そんな14本で最終日に大活躍したのは6番アイアン(CB511)。最初のバーディとなった3番、そして勝負を決めるバーディを奪った17番と、この日奪ったパー3の2つのバーディはともにこのクラブから生まれた。「先週の18番も2日目だったんですけど、それも6番アイアンで打ってすごいついてくれたので、相性がいいのかな」と偉業達成の立役者と言ってもいい。

アイアンのこだわりは「私が使ってるアイアンは、力がなくてもボールが高く上がってくれると思うので、硬いグリーンでも対応できる」こと。現在パーオン率9位と抜群のショット力を誇る岩井は、今大会の3日間のパーオン回数も46回/54ホールで西郷真央らと並ぶ一番いい数字。ウッド型UTを使用せずとも、6638ヤードの長いコースをものともしない、アイアン巧者ぶりだった。

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