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甲子園決勝に臨む仙台育英高との“優勝リレー”へ 岩田寛「ナインに僕の思いが届いてほしい」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 岩田寛 -19 2 大槻智春 -17 3 金谷拓実 -16 4 石川遼 -11 永野竜太郎 -11 時松隆光 -11 亀代順哉 -11 8 竹安俊也 -10 岩崎亜久竜 -10 10 近藤智弘 -9 順位の続きを見る

寡黙な男が、北の大地で堂々とカップを掲げた

寡黙な男が、北の大地で堂々とカップを掲げた(撮影:佐々木啓)

長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ 最終日◇21日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178ヤード・パー72>

2015年大会の覇者、岩田寛が2度目の優勝カップを掲げた。6バーディ・1ボギーの「67」でプレーし、トータル19アンダー。21年の「中日クラウンズ」以来のツアー4勝目は、自身初の“逃げ切り”で飾った。

男子恒例のウォーターシャワー【写真】

前半だけで4つスコアを伸ばして、11番でもバーディを奪取。だが、14番でこの日初めてのボギーを叩き、最終組で一緒にプレーした大槻智春に1打差まで迫られた。それでもパーを並べ続け、最終18番では、バーディパットを残した大槻よりも先にウィニングパットを決めて、バーディ締め。「しんどかったですね。簡単に勝てることってないなと思いました」という18ホールを、最高の形で締めくくった。

連覇を狙った「中日クラウンズ」で3位、全英オープン出場権がかかっていた「アジアパシフィックダイヤモンドカップ」で2位タイ、そして全米オープン日本予選会のプレーオフで惜敗。今年は悔しい思いをばかりを味わっていただけに、優勝の喜びはひとしおだ。さらに、今大会ではどうしても勝ちたい“ある理由”があった。

小学生のときは野球少年だった岩田。母校の仙台育英高校(宮城県)があす22日(月)、全国高校野球大会(甲子園)で決勝戦を戦う。まずは岩田が優勝トロフィーを掲げ、後輩たちにバトンをつなげたい。大会3日目には、こんな思いも吐露していた。

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