安田祐香は“復帰戦”で3ボギーからカムバック ホステス大会で受けた歓声に感激 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 石井理緒 -7 2 吉本ひかる -6 岩井千怜 -6 4 工藤遥加 -5 内田ことこ -5 6 上田桃子 -4 有村智恵 -4 葭葉ルミ -4 サイ・ペイイン -4 沖せいら -4 順位の続きを見る
初日を68位で滑り出した安田祐香 まずはしっかりと予選を通過して、ホステスプロの責務を果たしたい (撮影:上山敬太)
<NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 初日◇12日◇軽井沢72ゴルフ 北コース(長野県)◇6679ヤード・パー72>
体調不良により棄権、欠場という2週間を過ごした安田祐香は、所属するNECが主催のホステス大会でイーブンパー・68位タイのスタート。それでも意地の巻き返しで、2日目以降につながるゴルフを見せた。
「調子はそこまで良くなかった。前半はティショットを左に曲げることが多くて、セカンドも狙える距離ではなかった。後半に入ってなんとか」。2週前に熱中症で体調を崩し、先週はクラブも握れなかった影響は、やはり小さくなかった。「苦手意識がある」というアウトコースでは3番、5番、6番と立て続けに3つのボギーが来る展開。それでも8番のバーディを皮切りに、後半で2つスコアを伸ばした。
カムバックの要因は、ラウンド中の修正力。調子が悪い時に出る左へのショットを、普段通りのリズムを意識することで克服した。それに加えて、「思った以上にたくさんのギャラリーがいてすごくうれしかった。バーディを獲ったり、いいショットに声援をもらえた」。ディフェンディングチャンピオンの小祝さくら、連続ノーボギー記録がかかった勝みなみとの注目組で回り、ホステスプロとして浴びた視線も大きな力になったという。10番では10メートルのバーディパットを決め、コースを沸かせた。
「明日は天気が悪いと思うんですけど、まずはティショットの左へのミスに気をつけたい。ティショット次第だと思う。悩まずに振りたい」。真剣勝負の一日でつかんだ現在の状態を、2日目のラウンドにしっかりと反映させたい。アマチュア選手として初のプロトーナメントを戦う姉の美祐は、7オーバーで最下位と大きく出遅れたが、ひと際注目を集める姉妹ゴルファーが軽井沢で懸命のプレーを続ける。
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