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地元Vは史上29人目 涙の優勝を遂げた菊地絵理香「自分には厳しいと思っていた」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 菊地絵理香 -20 2 三ヶ島かな -19 3 小祝さくら -18 4 森田遥 -16 5 勝みなみ -13 山下美夢有 -13 7 全美貞 -12 吉田優利 -12 稲見萌寧 -12 10 脇元華 -11 順位の続きを見る

菊地絵理香は地元ファンの前で新境地V 表彰式でも誇らしげだった

菊地絵理香は地元ファンの前で新境地V 表彰式でも誇らしげだった(撮影:佐々木啓)

大東建託・いい部屋ネットレディス 最終日◇24日◇滝のカントリークラブ(北海道)◇6560ヤード・パー72>

心に秘めていた憧れの“地元優勝”だった。「自分の中では全然、地元優勝とか考えていなかったんですけど…」。第2ラウンドでトーナメントコースレコードとなる「63」をマークして単独首位に立つと、周囲からは「地元優勝」の声が大きくなった。「意識せざるを得なくなって、今日はずっと緊張しっぱなしでした」。

優勝インタビューで思わず涙ぐむ菊地絵理香【写真】

2位に2打差の単独首位で出た菊地絵理香は、4バーディ・1ボギーの「69」にまとめて、トータル20アンダー。2位に1打差で逃げ切り。プロ転向後ツアー出場400試合目で今季初、通算5勝目、そして地元大会での初優勝を飾った。

出身地での開催となれば、親族だけではなく応援してくれるギャラリーが格段に増える。「どのプロと話しても、地元開催は変に力が入っちゃうのか、(地元優勝)は難しさがある、と。もちろん今まで私も感じたことがあるし、自分の中ではあまり気にしないようにと思っているのかもしれません。そう思い込もうとしているのか分からないですけど…」。2日目に単独首位に立っても、“優勝”という言葉を自分から口にすることはなかった。

日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の資料によれば、出身県開催の大会、いわゆる地元優勝を達成したのは、1968年に始まったLPGA史上、菊地で29人目。北海道出身者の地元優勝は1998年の「東洋水産レディス北海道」で勝った大場美知恵以来、2人目となる。地元優勝がいかに難しいかが分かる。

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