テニス→ゴルフへ転向 アテネ五輪銀の元世界7位がPGAツアーデビュー | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
ツアーでは珍しいレフティのマーディ・フィッシュ デビュー戦で爪痕を残せるか(撮影:GettyImages)
<3Mオープン 事前情報◇19日◇TPCツインシティーズ(米ミネソタ州)◇7431ヤード・パー71>
元テニスプレーヤーが華麗なる転身だ。元世界ランキング7位で、アテネ五輪銀メダリストのマーディ・フィッシュ(米国・40歳)がスポンサー推薦で「3Mオープン」に出場。PGAツアーデビューを飾る。
父の代名詞 ジェシカ・コルダが“はさみキック”を披露【写真】
ゴルフとテニスのスイングには共通点が多いといわれている。フェース面を意識することや、下半身主導の動きなどがそうだ。元・現役にかかわらず、テニスプレーヤーでゴルフを得意としている選手も少なくない。
たとえば、現テニス世界ランキング3位のレジェンド、ラファエル・ナダル(スペイン)はアマトップクラスの腕前。オーストラリアのスコット・ドレイパーはテニスとゴルフの二足の草鞋を履いていたし、4大大会で3勝を挙げた往年の名選手、エルスワース・バインズ(米国)は、ゴルファー転向後の1951年に「全米プロ」で3位タイに入っている。また、ともにゴルフトッププロのジェシカとネリーのコルダ姉妹(米国)は、1998年全豪オープン覇者のペトル・コルダを父に持つ。
フィッシュの腕前はどうかと言えば、こちらもやはり折り紙付き。心臓疾患の影響で2015年にテニスを引退してからは、精力的にゴルフの試合へ出場。2020年にはセレブが集う「アメリカン・センチュリー選手権」などで優勝を果たしている。“帝王”ジャック・ニクラス(米国)からは「私がこれまで見た中で最高のノンプロフェッショナルゴルファー」とお墨付きを得た。
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