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タイガー・ウッズは、左カカトをアウトステップして下半身リード【全英優勝候補のスイング解説】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

左足カカトをややアウトステップし、下半身リードで切り返すから、上体が開かない(撮影:Yasuhiro JJ Tanabe)

全英オープン 事前情報◇11日◇セント・アンドリュース オールドコース(スコットランド)◇7313ヤード・パー72>

ゴルフの聖地、セント・アンドリュースで木曜日に開幕する今季最後のメジャー「全英オープン」。14日発売のゴルフ雑誌ALBA848号では、「300ヤード飛んで曲げない男たち」というタイトルで、優勝候補たちの連続写真を掲載している。昨年の自動車事故で右足を複雑骨折する大ケガを負いながら競技復帰を果たしたタイガー・ウッズ(米国)。5月に途中棄権した「全米プロ」以来の出場となるメジャー通算15勝の最新スイングを、プロコーチの石井忍に解説してもらおう。
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全英から撮って出し! タイガー・ウッズのお腹が丸まるドライバースイング【後方連続写真】

タイガーはトップからダウンスイングでお腹を引いて丸くなるのが特徴的。アマチュアの多くはお腹が前に出て、クラブを下ろすスペースがなくなるので、ボールがつかまらずにスライスする。切り返しでおへそとミゾオチ距離が短くすることで懐が深くなり、インサイドからクラブを下ろしやすくなります。

また、左カカトをややアウトステップして左腰をスライドするため、左ツマ先が開きません。胸を右に向けたまま下半身リードの形を作れるので、弾道を左右高低に打ち分けられる。それが彼の強さでもあります。

■解説・石井忍
いしい・しのぶ 1974年生まれ。千葉県出身。98年にプロ転向し、かつてはツアープレーヤーとしてレギュラーツアーに出ていた。現在は『エースゴルフクラブ』を主宰し、プロゴルファーやアマチュアの指導を行うほか、解説者としても人気を博す。

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