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灼熱の戸塚を制した青木瀬令奈 あり得ないほど極端なスタッツに良さが集約【辻にぃ見聞】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

極端なスタッツも自分をわかっているからこそ(撮影:米山聡明)

年間を通しても珍しい首都圏で開催される国内女子ツアー「資生堂 レディス」は、青木瀬令奈の優勝で幕を閉じた。群馬県で生まれ育った29歳は、なぜ連日30度を超える酷暑のなかの戦いを制することができたのか。上田桃子らを指導するプロコーチの辻村明志氏が勝因を語る。

コースを離れればシックなドレスも着こなします

■心技体のなかの体が非常に求められた

例年悪天候に見舞われる大会だが、今年は過去最速で梅雨が明けたことで大きく趣きが変わった。体が暑さに慣れていない選手が多いなか、初日の最高気温は横浜地方で36.1度を記録。氷のうの氷は3ホール持てばいいほうで、18ホールを回ることすら大変という状況となった。

拭いても拭いても汗が止まらないほどの過酷な条件に「心技体と言われますが、その中でも体がしっかりしていなければ心も技も出ない状況でした」と辻村氏。暑くなって体力がなくなれば集中力がなくなる。そうなればマネジメントどころではない。

「だからこそ、どれだけ体力を温存できるかが大事でした。練習しないと不安はあるでしょう。それをいかに取り除けるか、どれだけスタミナを溜めて朝に入ってこられるかがカギでした」

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