「ずっとブーブー言っている」初優勝・木村彩子のうれしい悲鳴 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

木村彩子の携帯が鳴りやまない！（撮影：米山聡明）

＜資生堂レディスオープン 事前情報◇29日◇戸塚カントリー倶楽部（神奈川県）◇6570ヤード・パー72＞

前週の「アース・モンダミンカップ」でプロ8年目にしてうれしい初優勝を挙げた木村彩子。数日が経過した今もなかなか実感は湧いてこないが、たしかに栄冠を手にしたと思うには十分な出来事があった。

木村彩子の愛車マセラティレヴァンテ【写真】

優勝してから祝福で電話が鳴りやまない。木村の言葉を借りれば「ずっとブーブー言っている（笑）」という状態。「LINEとメールと電話とインスタグラムのダイレクトメッセージとで携帯がパンクしそうでした」。さすがにこれでは寝られないと就寝時のみ音が鳴らないようにしたが、「解除したらまたすぐに来て。すごく幸せでしたね」。さらに家にはお祝いの花が大量に届き「花屋さんが開ける」と笑顔を見せた。

何よりもうれしいのは、自分のプレーに思いを感じてくれたこと。「ファンの方からのメッセージで“私も木村さんの涙を見て泣きました”などの感動を共有してくれた方がいてうれしかった」。プロアスリートとして冥利につきる思いだ。

となれば、目指すは史上4人目のプロ初優勝からの2週連続優勝だ。「自分のペースで自分のゴルフをして勝てたらいい。まずは予選通過を目指して頑張りたいです」。自分らしくひたむきに。偉業達成を目指していく。（文・秋田義和）