
全英オープンはサウジリーグ選手の出場資格を停止せず 『LIVゴルフ』メンバーも参戦可能に | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
R&Aチーフ・エグゼクティブのマーティン・スラバースが“出場資格変更なし”を発表した。(撮影:GettyImages)
来月14日から始まる「全英オープン」を主催するR&Aが公式文書を発表。現時点で出場資格を有する選手はそのまま出場が可能というものだ。
一見当たり前に思えるものだが、これはゴルフ界に新規参入した『LIVゴルフ』が影響している。サウジマネーをバックに設立された新リーグで、トップにグレッグ・ノーマン(オーストラリア)を立て、高額賞金で選手を引き抜き。これに対してPGAツアーが同リーグ参戦選手はPGAツアーの資格をはく奪すると発表。騒動に発展しているため。
先週行われた「全米オープン」は『LIVゴルフ』に参戦した選手も出場が可能だったが、これはPGAツアーとは別組織の全米ゴルフ協会(USGA)主催のためだった。
そして、今回はR&Aがどのような措置をとるか注目されたが、「1860年にはじめて開催されて以来、今大会は門戸を解放することが基本にあった」とした。これにより、フィル・ミケルソン、ダスティン・ジョンソン(ともに米国)らLIV入りした選手も全英でプレーすることができる。
なお、本大会は今年150回目の開催。聖地セント・アンドリュースが舞台となる。
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