• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 三度目の正直ならず… ウィル・ザラトリスはメジャー3度目の2位に「扉はノックし続けないと」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

三度目の正直ならず… ウィル・ザラトリスはメジャー3度目の2位に「扉はノックし続けないと」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 M・フィッツパトリック -6 2 S・シェフラー -5 W・ザラトリス -5 4 松山英樹 -3 5 R・マキロイ -2 C・モリカワ -2 7 A・ハドウィン -1 K・ブラッドリー -1 D・マッカーシー -1 10 G・ウッドランド 0 順位の続きを見る

最後のパットを外して…

最後のパットを外して…(撮影:GettyImages)

全米オープン 最終日◇19日◇ザ・カントリークラブ(米マサチューセッツ州)◇7264ヤード・パー70>

思いを託したバーディパットはわずかに左を抜けて行った。「素晴らしいパットを打てた。 それがたまたまあそこで止まったんだ」。メジャーでツアー初優勝を狙ったウィル・ザラトリス(米国)の悲願はまたも届かなかった。

ザラトリスも絶賛のフィッツパトリックの18番

首位で並んでスタートもいきなり連続ボギーが来る展開。それでも「クレージーに戦った」という25歳の若武者は諦めることなく、6番、7番と連続バーディを奪って借金をチャラにすると9番でも約5.5メートルを沈めてバーディ。追撃態勢を整えてサンデーバックナインへと向かう。

すると上の二人がつまずくなか、11番で同じように約5.5メートルを沈めてリーダーボードの最上位へ。だが、次の12番でボギーを叩くなどここからは一進一退の戦いが続くと、15番でバーディを奪ったマシュー・フィッツパトリック(イングランド)に頭一つ抜かれる。16番で1打差に追いついたが、最終ホールの約4.2メートルのパットを決められず。昨年の「マスターズ」、そして今年の「全米プロゴルフ選手権」に次ぐ自身3度目のメジャーでの2位となってしまった。

あと一歩届かなかったが「楽しかった。後悔はしていないよ」とザラトリス。「今日のようなコースでプレーしたことを考えると、アンダーパーで回れたことはとてもよかった。 マット(フィッツパトリック)の18番のショットは、おそらく全米オープンの歴史の中で語り継がれるだろう。だから彼に脱帽さ」。それでも続く言葉は悔しさをにじませる。

関連記事