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過去最高のメジャーバッグ!?テーラーメイドがボストンの歴史と文化をデザイン

今週のテーラメイド契約プロのキャディバッグが素敵すぎる!(撮影:GettyImages)

今週開幕する「全米オープン」に合わせ、テーラーメイドが夏の特別スタッフバッグ『TM22 SUMMER COMMEMORATIVE スタッフバッグ』(66,000円)を発売。メジャーごとの特別なキャディバッグが恒例だが、今回は歴史を感じさせるデザインがひときわ目を引く。

■ボストンの歴史を表現

「歴史の勉強です。1773年の冬、増税に抗議して300箱以上の英国製紅茶がボストン港に投棄されました。ボストン茶会事件と呼ばれるこの事件は、アメリカ独立のきっかけとなり、2022年夏季限定コレクションのメインデザインのインスピレーションにもなっています。1988年以来の全米オープンがボストンで開催されるにあたり、我々はボストンとアメリカの歴史の豊かな結びつきを称えたいと思います。すべてのディテールにストーリーがあります」(同社)

ビンテージ感を漂わせる全体の茶染め。「ユニークな仕上げは、ボストンハーバーのお茶で染められた水(ボストン茶会事件)を反映しています」とのこと。また、バッグ上部に書かれた「1775年4月18日」の日付は「ポール・リビアがボストンを馬に乗って出発した夜に『レッドコートが来る!』と警告したことを示しています。(ポール・リビアの真夜中の騎行)陸路の場合は1つ、海路の場合は2つ。彼が仲間のアメリカ人に合図するために持っていた両方のランタンは、貴重品のポーチに描かれています」。

ボールポーチもビンテージ感が漂うが、「歴史的な年表にならい、ボールポーチは、続く独立戦争でアメリカの愛国者たちが着用したユニフォームをイメージしています。リベットはブラッシュドブロンズ製で、テーラーメイドのロゴがさりげなく配置されています」。

■「アマチュアの父」フランシス・ウィメットに敬意

また、ボールポーチの上部には「246」の番号が。これは、アマチュアとして1913年に全米オープンで勝利したフランシス・ウィメットへ敬意を表した。「ウイメットが17番ホールのクライドストリート246番地に住んでいたことにちなんで、ポケット上部に『246』の文字があるなど、会場にちなんだデザインが施されています。この家は現在も残っており、選手権はこの歴史あるザ・カントリークラブで4度目となります」。

その他、底部近くにはボストン近郊の歴史的場所に多い「赤レンガ」をあしらい、この地域での長年の醸造文化への賛辞として「ビアグラス」もあしらわれている。筆記体の「テーラメイド」ロゴも含め、歴史と新しさが両立する特別仕様となっている。

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