今季初Vの稲見萌寧 女王戴冠の昨年との違いは『3W』と『52度』【勝者のギア】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 稲見萌寧 -7 2 藤田さいき -5 岩井千怜 -5 4 穴井詩 -4 吉田優利 -4 石井理緒 -4 高橋彩華 -4 菅沼菜々 -4 9 青木瀬令奈 -3 10 阿部未悠 -2 順位の続きを見る
ようやく今季初Vをつかんだ稲見萌寧 使用した14本は?(撮影:上山敬太)
<リシャール・ミル [ヨネックス]()カントリークラブ(新潟県)◇6475ヤード・パー72>
強い稲見萌寧が帰ってきた。初日から首位の座を譲らない完全優勝で、今季初勝利、通算11勝目。昨年の「伊藤園レディスゴルフトーナメント」以来、約7カ月ぶりの美酒に酔った。勝因に「ティショットが安定してフェアウェイをなかなか外さないでできた」ことと、「すごく目玉になっていて、本当にバンカーから出るのなという感じ」だった16番のパーセーブを挙げた。
「全くイメージが出ていなかったんですけど、52度でちょっと開いて上からバーンという感じ。とりあえず前に飛ばすようにっていう感じでしたね。2位の選手が誰かわからなかったので、ダブルボギーにならないようにしなきゃと考えていたので、それがパーで良かったと思います」
その16番で窮地をしのぐ時に使った52度のウェッジは、昨年8勝を挙げた『[テーラーメイド]()『ステルス』に変更した以外は「一緒ですね」とのこと。
今季の不調のきっかけは「一番はそり腰を治そうと思って、その治し方がうまくかみ合わなかったのか、力が出せる感じじゃなくなってしまった」こと。「トレーナーさんを元に戻してから、力を出せるポジションはここかなと相談して、いい状態に持ってきました」。3戦前から「ウッド系のシャフトのテストをしていく」と話していたが、この勝利で昨季のように使用ギアが固まり、勝利の量産体制に入ったか。
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