“ナックルネック”投入2戦目でメジャーV。J・トーマスは何が良くなったのか?
『ファントムX 5ナックルネック』投入2戦目でメジャー勝利!(GettyImages、米国スコッティ・キャメロン)
「全米プロ」2勝目をはたしたジャスティン・トーマス。その手には一風変わったネックの『ファントムX 5』パターが握られていた。「ナックルネック」と呼ぶ、ツアープロトタイプを投入して2戦目でメジャー勝利した形だが、経緯を米国スコッティ・キャメロンがこう明かす。
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「トーマスは先週のAT&Tバイロンネルソンで初めて『ファントムX 5ナックルネック』を使用してSG:パッティングで2位になり、この新マレットでフィールドを6ストローク以上(+6.313)上回りました。彼の前のエース(フューチュラX 5.5)の2.5スラントネックより、『ファントムX 5ナックルネック』はトゥフロー(開閉度)が少なくなっています。
当社のレップ、ドリュー・ペイジはこう言っています。『彼のストロークで何をすべきかの好みです。彼は(ナックルネックで)フェースの識別とフェースの安定性が少し良くなりました。幼少期は常に『ニューポート2』ユーザーでしたが、これはそのルックスをそのままに、マレットの安定性を取り戻したようなものです』」(米国スコッティ・キャメロン)
また、新パターは打球音にも細工がされ、バックフェースにアルミの加工物が装着されていた。
「トーマスは昨年の全英オープンでも同様のパターを使用し、チームにフィードバックを行い、より彼の『フューチュラX5.5』のような音とフィーリングになるようにしました。バックキャビティにアルミニウムのプレートを追加し、より高いピッチの音と空洞のような打球音を実現したとのことです。『彼はこのフィードバックが好き。その音を聞くのが好きなんです』」(同)
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