鮮明な4年前の記憶 鈴木愛は逆転負けの経験を生かして「今年は無理なく」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
雪辱を果たせるか 鈴木愛はクレバーにタイトル奪取を狙う(撮影:鈴木祥)
<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 事前情報◇4日◇茨城GC西C(茨城県)◇6680ヤード・パー72>
2018年大会以来、4年ぶりに西コースで行われる今年のメジャー初戦。鈴木愛にとっては苦い記憶のある18ホールだ。
元世界ランキング1位の申ジエ(韓国)、前年の韓国ツアー賞金女王で後の「全米女子オープン」覇者イ・ジョンウン6(韓国)の三つ巴となった戦いは、鈴木が頭一つ抜け出して17番(パー5)へ。だが、ジエが2打目を1.5メートルにつけるミラクルイーグルで逆転を許した。そのことについて聞かれると「結構覚えているんですよ」という言葉の後、つらつらと記憶を紡いだ。
「(西コースは)14番以降がやっぱりポイント。その中でも、14番でしっかりパーセーブができた後の15番ホールでボギーを打ってしまった。16番はナイスパーで、17番の2打目でスプーンでラフから狙ってしまってバーディが獲れなくて。そこが勝負所だった。無理に狙いに行かずに、もうちょっとバーディが取れるところに打ったらよかったな、というのが一つ後悔としてはあったので、その印象がすごく残っています」
今でも忘れない敗戦。だが、その経験は今年に生かすしかない。「今年は無理なくマネジメントをしっかりしていきたい。ラフには絶対入ると思うんですけど、ピンに対して絶対外さないっていうことをしっかり決めながら、ラウンドができればいい」。普段は悔しさからくる怒りを力に変えるタイプだが、ここではクレバーにマネジメントへ生かしていく。
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