親友・渋野日向子と同じ川奈から飛躍へ “あやたん”がレコードタイで優勝圏内へ急浮上 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 高橋彩華 -10 2 木下彩 -9 3 藤田さいき -8 松森彩夏 -8 安田祐香 -8 6 植竹希望 -6 田辺ひかり -6 8 野澤真央 -5 濱田茉優 -5 上野菜々子 -5 順位の続きを見る
しぶこは2位、ならばその上を!(撮影:上山敬太)
<フジサンケイレディスクラシック 2日目◇23日◇川奈ホテルゴルフコース 富士コース(静岡県)◇6447ヤード・パー71>
「(初日に63を出した)高橋彩華にどうやって8(アンダー)出すん?って話していたんですよ。いつのまにかこんなにバーディを獲っていました」。大会2日目、木下彩が8バーディ・ボギーなしの大会記録タイ「63」でプレーし、24位タイから一気に単独2位に浮上した。
3番パー4でピン右3メートルのバーディパットを決めると、4番パー5で1メートル、5番パー4で右横1.5メートルを沈めて、3連続バーディ。そしてその勢いは止まらない。8番、9番、10番でも再び3連続バーディを奪い、12番でもさらにスコアを伸ばして迎えた13番パー5。115ヤードからのセカンドショットをピッチングウェッジで放った打球はピン奥1メートルにつき、記録タイに並ぶパッティングを決めた。
木下は1999年1月13日生まれの23歳で、高橋を始め畑岡奈紗や勝みなみらと同じ“黄金世代”。山口県出身で、2回目の挑戦で渋野日向子、原英莉花らと同じ2018年のプロテストに合格すると、翌年19年9月には下部のステップ・アップ・ツアー「中国新聞ちゅーピーレディースカップ 」でツアー最多記録となる11個のバーディを奪い、4打差を逆転して初優勝を遂げた。21年のファイナルQTで9位にランクインし主戦場をレギュラーツアーへ。今季は沖縄の開幕戦から8戦すべてに出場している。
岡山県出身で同期の渋野日向子とは「渋野」、「あやたん」と呼び合うほどの仲。「初めましてのときからずっとしゃべっていました」と、おなじ中国地方出身なことから、中学生のときから交流がある。
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