ディフェンディングチャンピオンの篠崎紀夫 次なる“大物”を狙う！（撮影：ALBA）
＜ノジマチャンピオンカップ 事前情報◇20日◇箱根カントリー倶楽部（神奈川県）◇7036ヤード・パー72＞
国内シニアツアーの第2戦「ノジマチャンピオンカップ」があす21日（木）から2日間に渡って行われる。ディフェンディングチャンピオンは昨年の賞金王、篠崎紀夫。この大会で優勝を挙げたのを足掛かりにして、ビッグタイトルを手中に収めた。
シニアでは初めてディフェンディングチャンピオンとして試合に臨む。「勝手にプレッシャーは感じていますが、今夜、頭の中を整理してあすを迎えたいと思います」とやや肩に力は入っていたが、「無理をしてもよくない。ムリ、ムダ、ムラの“3M”を意識しながら自分のゴルフをやりたいと思います」。
篠崎のいう3Mを詳しくいうと、「長い番手でピンを狙ったり、ムリな攻めをしない」、「自分にできないことをするのが一番のムダ。確率の低いことはしない」、「スイングリズムが速くなったり、遅くなったりするとミスショットにつながるので、ムラを無くす」。3Mを貫けばボギーを減らして、スコアメイクしやすくなるという考え。賞金王として迎えた開幕戦ではプレッシャーを感じながら4位タイで終えているだけに、連覇の期待もかかる。
連覇の際にはお願いごともある。今大会のスポンサーは家電量販店のノジマなだけに、優勝副賞も豪華。「昨年は85インチぐらいの超大型テレビをいただきました。横2メートル、縦も1メートルちょっとあるんです。公共施設でもあまり見かけることのないサイズです」と、まさに王者の副賞だ。「自宅の6畳の和室に置いて、隣の部屋から見ています」と“規格外”の大きさにはうれしい悲鳴も挙げる。「もちろん2台目をいただきたいですが、40インチ2台にしていただけるとうれしいですね（笑）」と本音もチラリ。
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