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最終日はついにティショットをアグレッシブに攻める? 石川遼に43度のウェッジを使用する機会は訪れるのか!? | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 比嘉一貴 -13 2 星野陸也 -11 3 蝉川泰果 -9 4 岩田寛 -6 池田勇太 -6 岡田絃希 -6 7 阿久津未来也 -5 8 木下稜介 -4 芦沢宗臣 -4 平田憲聖 -4 順位の続きを見る

いよいよリミッターを外すか

いよいよリミッターを外すか(撮影:米山聡明)

<関西オープン 3日目◇16日◇よみうりカントリークラブ(兵庫県)◇7180ヤード・パー71>

スタートの10番パー4で3メートルのバーディパットを沈め、幸先のいいスタートを切ったこの日の石川遼。続く11番パー4でもティショットでフェアウェイをキープし、波に乗るかと思われたが、乗り切れないのが今の石川なのだろう。グリーンを狙ったセカンドショットは決して悪くなかったが、あと1メートル足りずにグリーン手前のバンカーへ。しかもそれが目玉となり、3打目は出すだけ。結局、4オン1パットのボギーを叩く。

今週は妹の葉子さんとタッグです【写真】

負の連鎖は止まらない。12番パー4ではフェアウェイからの第2打がグリーン奥のラフへ。そこからのアプローチがピンを大きくオーバーし、下り傾斜も加わって20メートルのパーパットを残す。しっかりと打ったボールはカップを越えると、奥のカラーまで越えてしまう。そこからパターで寄せて、結局ダブルボギーに。「自分では相当な上りのパットに見えたんですけど、カップから先が下っていたんだなと反省しました」と石川。

ところが、13番パー3では前日に続き、またしても距離感を修正する能力を発動する。ピン右手前から約20メートルのバーディパットをピタリと寄せたのだ。「気にしないってことですよね(笑)。あくまでも自分の中にある距離感で打ち、それが合わなかったら、また考えようと思って打ちました」。12番のように強く打てば池まで転がり落ちる危険もあったが、いい意味での開き直りが功を奏した。これがきっかけとなり、その後の14ホールでは3バーディ、ノーボギーと風が吹く悪コンディションの中、スコアを伸ばしていった。

「途中までスコアボードを見ることなくプレーしたので、自分の順位を確認できなかったんですが、意外と上っていてビックリしました」と言うように、トータル2アンダーのスコアは前日の49位タイから16位タイにまで順位を引き上げた。

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