• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 日米で賞金女王になった世界の“アヤコ”【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

日米で賞金女王になった世界の“アヤコ”【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

1974年の岡本綾子(撮影:鈴木健夫)

きょう4月2日は岡本綾子71回目の誕生日。国内女子ツアー44勝、米国女子ツアー17勝を誇る、日本の女子プロゴルフ界を活性化させた立役者のひとりだ。

歴代賞金女王2人でパチリ【写真】

広島県の農家に生まれ、大和紡績福井工場に就職後、ソフトボール部のエースで4番として国体で優勝。その後、「ゴルフをすれば憧れていたアメリカに行ける」と思ってプロを志し、1974年のプロテストに合格。翌75年の「美津濃ゴルフトーナメント」で初勝利を飾ると、79年には「日本女子プロゴルフ選手権」を制覇した。

81年にはシーズン8勝を挙げ、史上初の獲得賞金3000万円超えで初めての賞金女王に輝いた。82年から米国女子ツアーに本格参戦し、同年の「アリゾナ・コパー・クラシック」で、樋口久子以来2人目となる米国女子ツアー優勝。87年にはシーズン4勝を挙げて、米国人以外では初めてとなる賞金女王に輝いた。05年に世界ゴルフ殿堂入りを果たしている。

ジャック・ニクラス(米国)から「世界一」と言われたスイングは、国内外から絶賛された。柔らかく、力感がなく、それでいて飛距離が出る。特に流れるようなリズムやテンポは、ゴルファーに限らず、イチローなど多くのスポーツ選手に影響を与えたという。

05年の試合を最後に選手として区切りをつけた後は、指導者としての力も注目された。服部真夕をプロデビュー後から指導して以降、表純子、青山加織、森田理香子、若林舞衣子らが門下生に。その功績は高く評価され、12年にはLPGAから特別賞を受けている。

関連記事