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欠場からの首位発進 鈴木愛が支配されてきた「BADイメージ」から脱却へ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 鈴木愛 -7 2 渡邉彩香 -6 3 沖せいら -5 西郷真央 -5 木村彩子 -5 山下美夢有 -5 7 堀琴音 -4 稲見萌寧 -4 ペ・ソンウ -4 10 笠りつ子 -3 順位の続きを見る

気づけば27歳 鈴木愛が“大人のゴルフ”で復活を期す

気づけば27歳 鈴木愛が“大人のゴルフ”で復活を期す(撮影:佐々木啓)

<アクサレディス 初日◇25日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6546ヤード・パー72>

世界の強豪を蹴散らして優勝を果たした2019年11月「TOTOジャパンクラシック」以来の首位発進を決めたのが鈴木愛。8バーディ・1ボギーの「65」をマークし、7アンダーでリーダーボードの頂点を射止めた。

いい笑顔です 鈴木愛&ファウラーのゴキゲン2ショット【写真】

2017年、そして19年と2度の賞金女王に輝きながら昨季は不振に陥った鈴木が、久しぶりに会心のゴルフを見せた。昨年7月に「資生堂レディス」で勝利を挙げたが、それは悪天候による36ホール競技。狙いにいって獲ったタイトルではなかったため、自身のゴルフへの不信感は、増すばかりだった。

「ショットが散らかりすぎ」だったと20、21年を振り返る。年齢を重ねるごとに体も技術も変化。そこに対応することがなかなか難しい。「若い子がたくさん出てきて」と、かつてのキレキレの鈴木の姿は、消えたかに見えた。そんな状況を打破するために、ジュニア時代から教えを受け、一度は離れた南秀樹コーチに再入門。今年は1月から精力的にとレーニングへ取り組んだ。

「この2年はずっとBADイメージしかなかった。まだショットに不安があるんです」と完全に表情が晴れることはないが、そこは蓄積された経験でカバー。「パーオン率も去年より高いし、ピンに向く確率も高い。去年はいいショットでないとグリーンに乗らなかったけど、いまはちゃんと乗る」と戦えるまでの精度が戻ってきた。

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