会長再任が決まった青木功（左）と広報担当理事の佐藤信人（撮影：ALBA）
日本ゴルフツアー機構（JGTO）は3月25日、「第10回定時社員総会」および「臨時理事会」を開催し、青木功会長の4期目となる再任が決定。女子人気に押されがちだが、国内男子ツアーの“人気復活”のためのキーマンになりそうな3名の新理事の名前があった。
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1人は副会長に就任した三木正浩氏。靴小売業会社「ABCマート」の創業者で、現在「株式会社エービーシー・マート」の最高顧問を務める。佐藤信人広報担当理事はその経緯を説明する。「今年、谷原（秀人）選手が選手会長になり、選手会からの要望で三木さんを理事に入れて欲しいと要望がありました」と選手会側の推薦で選出された。
三木副会長は、テレビ業界やゴルフ業界にさまざまなパイプを持っているという。「男子ツアーをテレビの露出やニュースでもっと取り扱ってもらえるように、三木さんのパイプ、お力をお借りしたいと思っています。また、ゴルフ界でも選手をはじめ交際範囲が広いということで、主催者サイドと選手サイドの両方にすごく詳しい。本日、意見交換をさせていただきましたが、おおむね同じ方向を向いているので、いい方に回転していければと思います」（佐藤理事）。
三木副会長のほか、国内男子ツアーの「マイナビABCチャンピオンシップ」の冠スポンサーを務める、株式会社マイナビの取締役会長執行役員の中川信行氏、国内女子ツアーの「アース・モンダミンカップ」の冠スポンサーを務める、アース製薬株式会社取締役会長の大塚達也氏も新理事となった。
「それぞれ男子ツアー、女子ツアーでトーナメントを開催しておられます。トーナメントに精通している方のご意見を積極的にお聞きして、三木さんを含めて、それを実現していきたいと思っています。選手会のプッシュもあって決まりました」と、JGTO広報部は説明。長年トーナメント開催経験のあるトップの意見を男子ツアーに注入していく。4期目となる青木功体制。最後の1期に強力な3名が加わった。
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