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19年大会覇者・畑岡奈紗が挙げる“メジャー前哨戦”2つのポイントとは? | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

プロアマ大会の水曜日、畑岡奈紗は笑顔でプレー(撮影:福田文平)

JTBCクラシック 事前情報◇23日◇アビアラGC(米カリフォルニア州)◇6609ヤード・パー72>

シンガポールでの「HSBC女子世界選手権」を11位タイ、タイで行われた「ホンダLPGAタイランド」で12位タイ。アジア2連戦を終え、畑岡奈紗は2019年に優勝した大会に戻ってきた。海外メジャー大会を来週に控え、“前哨戦”ともいえるこの「JTBCクラシック」は、「毎年、メジャー前のこの大会で良い感覚をつかんでメジャーに行きたいと思うので、来週につながるようなプレーをしたいです」とその意気込みもひときわ大きい。

会場で撮影!畑岡奈紗の最新ドライバースイング【連続写真】

1週間のオフを挟み、舞台はアジアからアメリカ本土に移った。「1週間ロサンゼルスに行って、いい練習と休養ができたと思います」とアジア戦での反省点を持ち帰り、「しっかり4日間安定したプレーができるように、ウェッジの距離やコントロールを重点的に練習しました」と細かい調整を進めてきた。

過去に勝利を飾ったアビアラGCの印象を「アップダウンだったり、1番グリーンはクセがあるコース。距離感を合わせることが大事だと思います」と話し、タテ距離をポイントに挙げた。しかしアジア戦では、ある2本のクラブが思うようにいかなかったという。「芝にもよりますが、ピッチングウェッジと9番アイアンのキャリーの距離がなかなか(合わず)、上の番手からの流れに比べて少し短くなっています」。好プレーの中でも冷静な分析をみせ、タテ距離に加えて方向性の微調整にも着手した。

そして、もう一つのポイントとして「ラフはいつも通り長くて粘りっこい。ティショットをフェアウェイに運ぶのがもう一つのキーになってくると思います」と話した。これについては、アジア2連戦から投入した新セッティングが畑岡を後押しするかもしれない。

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