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昨季の賞金王でワールドクラスの飛ばし屋、チャン・キム【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

国内男子ツアー通算7勝のチャン・キムが32歳に(撮影:米山聡明)

2020-21シーズンの国内男子ツアーの賞金王、チャン・キムが、きょう3月24日に32歳になった。シーズン中に15キロの減量に成功し「体の調子が良くなった」とゴルフも上向きになりシーズン3勝をマーク。日本の賞金王として迎える22年は、米国男子ツアーでの活躍も視野に入れる。

ボールが痛そう… 飛ばし屋、チャン・キムのドライバースイング【連続写真】

韓国で生まれ、2歳の時に米国ハワイへ移住。12歳からゴルフを始め、名門アリゾナ州立大学で腕を磨いた。10年のプロ転向後は欧州やアジアを転戦。日本ツアーには15年から参戦し、17年の「ミズノオープン」で初優勝。「セガサミーカップ」、「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」も制し年間3勝、賞金ランキング3位に入った。

しかし、18年は腰痛が悪化したことや、3月の「WGC-メキシコ選手権」の練習ラウンド中にトラブルショットの自打球が左手首に当たり、骨折を負ったことなどで、ツアーを全休する。19年に復帰し、「日本オープン」で初のメジャータイトルを獲得。2020-21シーズンには3勝を挙げて、初の賞金王に輝いた。

16、17、19年シーズンに3度ドライビングディスタンス1位に輝いたツアー屈指の飛ばし屋。11位に入った17年の「全英オープン」ではロンゲストアベレージドライブ部門で1位となっており、その飛距離はワールドクラス。12歳で280ヤード、15歳ですでに300ヤード飛んでいたという。

2020-21シーズンのドライビングディスタンスは307.12ヤードで、幡地隆寛に次いで2位だが、「良いプレーをすることの方が大事」と、シーズン終盤は計測ホールでも飛距離を狙わず、堅実なショットを心がけた。

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