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シンデレラボーイ・久常涼の第二章 「10代の優勝にこだわりたい」【北九州OP】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 堀川未来夢 -12 2 比嘉一貴 -12 3 藤島晴雄 -9 4 上村竜太 -8 呉司聡 -8 嘉数光倫 -8 稲森佑貴 -8 田中大心 -8 9 久常涼 -7 西脇まあく -7 順位の続きを見る

久常涼は10代Vを目指し2週後の開幕に臨む

久常涼は10代Vを目指し2週後の開幕に臨む(撮影:ALBA)

<九州サーキット 第18回北九州オープンゴルフトーナメント 最終日◇20日◇小倉カンツリー倶楽部(福岡県)◇6888ヤード・パー72>

20名以上のシード選手が出場したツアー外競技の「北九州オープン」。2日競技の最終日、インスタートの裏街道から出た19歳の久常涼は、「あまり調子は良くないなかで、後半いい流れに乗れて伸ばせた」と、この日のベストスコアタイとなる「65」をマークして9位タイに入り存在感を示した。

その飛距離は300Y超!久常涼のドライバースイングを連続写真で分析

久常といえば昨年サクセスストーリーを完成させた売り出し中の若手。岡山県作陽高3年生だった2020年のQTを受けたが1次で敗退。ツアーの出場優先順位は1212位とどの試合も出場できない位置でプロ転向し、ルーキーイヤーの21年を迎えた。

下部に当たるABEMAツアーに主催者推薦で出場し、トップ10入りで次戦の出場権獲得をつなぎ、3戦目にプロ初優勝。その後も300ヤード以上の飛距離、アグレッシブな攻めの姿勢で年間3勝を達成した。07年に制定された資格の適用を受けて、翌週からレギュラーツアーの出場権を獲得。わずか7試合で賞金ランキング50位に入り、初シードを手にしている。

22年になると積極的に海外にも進出している。2月からサウジアラビアとタイでアジアンツアーの3試合に出場した。3戦目の「インターナショナルシリーズ・タイランド」では最終的には32位タイだったが、2日目を終えてトータル14アンダーで単独首位に立った。「自分の持ち味がうまくいきました」としたが、決勝に入ると「ちょっと緊張したり、ナーバスになるところがあったのが要因かなと思います。悔しい終わり方です」と振り返る。「(海外は)芝質が違ったり、うまく対応できない部分もあった。早く海外でも慣れていけるようなプレーをしたい」と“土産”を持って帰ってきた。

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