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PSGがエムバペ放出のために冷遇開始か、背番号剥奪&エムバペ抜きの構想決定

写真:エムバペ(AP/アフロ)
レアル・マドリード専門メディア「デフェンサセントラル」は、PSGがエムバペの背番号7を剥奪し、獲得候補となっているジョアン・フェリックスにつけさせることを決めたと報じた。

PSGとエムバペの関係は完全に破綻しており、サッカー界にとって大きな損害となる「飼い殺し」が行われる可能性もある。

エムバペ側が契約を延長するか移籍するかのどちらかを返答しない場合は、日本への遠征メンバーからも外すとみられている。

たとえ1年ベンチであっても残留する構えのエムバペ

クラブと選手の関係悪化で最もネガティブな結果となるのが、今回のエムバペのような「契約延長をせずに契約を全うする」というケースだ。

当初エムバペは、PSGと2025年までの契約を結んだと見られていたが、実際には2024年夏で満了となり、1年もしくは2年のオプションが付いている形となっている。

今夏に移籍するよりも、週給65万ポンド(約1億1700万円)という莫大な年俸とボーナスを得て、フリートランスファーでレアル・マドリードに移籍する方がメリットが大きい。

レアル側としても、無理に200億円以上とも言われる移籍金を支払って今夏にエムバペを獲得するよりも、1年待ってフリーとなったエムバペを獲得する方が間違いなくお得だ。

PSGはエムバペを売りたいと考えているが、エムバペ本人が1年間ベンチ暮らしであっても良いと割切っているため、なかなか売却ができずにいるのだ。

そのため、PSGはあからさまな冷遇措置を取るしかない。

その1つ目が、「背番号7の剥奪」だ。

新たに獲得する予定の選手(ジョアン・フェリックスもしくはデンベレ)にエムバペの7番を付けさせるのだ。

さらに、新シーズンより指揮を執るルイス・エンリケ監督も、エムバペ抜きの布陣を検討しており、エムバペが残留したとしてもベンチメンバー(もしくはベンチ外)とする「飼い殺し」を実行する可能性もある。

サッカーファンとしては、早くレアル・マドリードに移籍して、新銀河系軍団の完成を見たいものだが、最悪の場合は1年間エムバペという現代サッカーにおけるスペシャルな選手のプレーを見られなくなるわけだ。

PSGは17日に期限を設定

PSGにしても、エムバペほどの大スターを移籍金ゼロで手放すわけにはいかないことから、なんとしてでも今夏に売却をしたいはずだ。

時間の経過と共にPSGにとっては不利な展開となることから、決断期限を「17日」に設定したようだ。

この期限までにエムバペが契約延長もしくは移籍容認しなければ、いわゆる飼い殺しが実行されることになる。

残り数日あまりだが、果たしてエムバペはどのような決断を下すのだろうか。

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