米ツアーで2年ぶりのトップ10フィニッシュ 渋野日向子は何が変わったのか | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 リン・シユ -26 N・コルザ・マジソン -26 3 C・ビュティエ -25 4 A・ヤン -23 B・ヘンダーソン -23 6 キム・ヒョージュ -22 J・クプチョ -22 8 イ・ジョンウン6 -20 A・ティティクル -20 D・カン -20 順位の続きを見る
久々のトップ10入りを果たした渋野日向子 持ち味の攻撃的ゴルフが戻ってきた(撮影:GettyImages)
<ホンダLPGAタイランド 最終日◇13日◇サイアムCCパタヤオールドC(タイ)◇6576ヤード・パー72>
「HSBC女子世界選手権」に続く米ツアー本格デビュー2戦目となる「ホンダLPGAタイランド」でトータル20アンダーまで伸ばし、8位タイに入った渋野日向子。米ツアーでは2020年の「全米女子オープン」以来となるトップ10入りとなったが、47位だった初戦とは何が変わったのか。
まずは本来のアグレッシブさが出てきたことが挙げられる。「最後まで攻め切れていたのでチャンスにつくことが多かった」。試合勘を取り戻したことももちろんだが、自信を持って攻撃的に行けたことで、バーディ合戦にもしっかりとついていけたのだ。
小技もさえた。4日間通して3パットはなし。アプローチに関しても、最終日にはチップインイーグルを奪うなど寄せられないことが少なかった。ショットでのミスが出たところでも「何とか乗り切れた」とスコアを落とさなかったことで、悪い流れにズルズルといくことはなかった。何よりもサンドセーブ率は100%。中断明けで雨を含んだバンカーでも“寄せワン”でパーを拾えた。
ただ、まだまだ修正点もある。まずはバーディパット。「打ち切れずにカップの手前で切れたり、ライン読みでミスしたりしていました」。パーパットをことごとく入れた渋野だが、チャンスに付けたところで一筋外す場面も目立っていた。「慣れという部分もありますが、ミスの部分はしっかりと修正したい」。ショットの面も「もっと高い精度で打てるようにしたい」と満足することはない。
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