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日本で初めてレギュラーとシニアで賞金王になった“コング”【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

ジャンボ軍団の番頭が68歳に(撮影:ALBA)

きょう3月12日は、飯合肇の68回目の誕生日。ジャンボ軍団の頼れる兄貴的存在と称される飯合は、日本で初めてレギュラーとシニアの両ツアーで賞金王となった人物だ。

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学生時代は野球選手。駒澤大学野球部では、巨人で活躍し横浜DeNAベイスターズの初代監督を務めた中畑清さんと同期だったが、肩を痛めて退部した。ゴルフに転向し、尾崎将司に弟子入り。1978年にプロテストに合格すると、84年に賞金ランク40位で初シードを獲得。85年の「KBCオーガスタ」でツアー初優勝を飾った。

93年には、師匠のジャンボ超えを果たす。「東建コーポレーションカップ」、「[マスターズ]()」にも出場している。

シニアツアーでも強さを見せた。50歳となった04年から米国シニアのチャンピオンズツアーに参戦。06年の「アリアンツ選手権」では、自己最高順位となる3位に入った。08年に主戦場を日本へと移すと、「スターツシニア」と「小林旭インビテーショナル三甲シニア」でシーズン2勝を挙げて、史上初のレギュラーとシニアの両ツアーで賞金王の快挙を成し遂げた。これまで、レギュラーツアー11勝、シニアツアー5勝、グランドシニア(60歳以上)で2勝を挙げている。

野球で鍛えた筋力の強さから長打力が武器で、ニックネームは“コング”。その由来は、デビューしたばかりのころの海外合宿で、飯合の豪快なショットを見た子どもたちが驚いて「まるでキングコング!」と呼んだそう。そのとき、師匠のジャンボが「キングはまだ早い。コングだ」と言ったことからついた愛称だとか。

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