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「情けないよね」 注目のシニアルーキー横尾要は36位に終わる【シニア最終予選】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 岩崎幸司 -4 2 堤隆志 -3 3 日下部光隆 -2 4 高見和宏 -1 5 佐藤えいち 0 6 南崎次郎 0 7 加瀬秀樹 0 8 矢澤直樹 +1 9 水巻善典 +3 10 渡部光洋 +4 順位の続きを見る

「何を言っても言い訳になるから」と多くは語らなかった横尾要(提供:PGA)

「何を言っても言い訳になるから」と多くは語らなかった横尾要(提供:PGA)

PGAシニアツアー予選会・最終予選 最終日◇4日◇トム・ワトソンゴルフコース(宮崎県)◇6741ヤード・パー72>

今年の国内シニアツアーの出場権をかけた「PGAシニアツアー予選会・最終予選」でもっとも注目を集めたのが、レギュラーツアー5勝を誇り、今年7月に50歳となる横尾要。最終日は19位タイから巻き返しを図ったが、「77」とスコアを落として、トータル10オーバー・32位タイ(出場順位は36位)に終わり、自力での出場が厳しい順位となった。

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バーディの欲しい1番パー5でパーに終わると、2番でボギーが先に来る展開。そして「いくつ打ったか分からなくなった」という3番。ティショットを左に曲げて松林へ。ボールは木の近くで振りにくいところに止まると、無理矢理打ったボールを林から出し切れず、松ぼっくりに寄り添った。どこに飛ぶか分からない状況の3打目は木に当たって、またも林から脱出できず。4打目はうまく打ちグリーン奥まで運んだが、3メートルのダブルボギーパットを沈めるのがやっとだった。

序盤から流れを作れず「41」で折り返し。後半は終盤まで耐えていたが、18番で3パットのボギーを喫して「36」止まり。「情けないよね。自信あったんだけど、ちょっと自信なくしましたよ。これから主催者推薦のお願いの電話をしないと」と肩を落とした。「何を言っても言い訳になるから」と多くは語らなかったが、“ゴルフ”の難しさを感じさせられる3日間だった。

横尾の順位では自力で出場できるのは出場枠120名の「日本プロゴルフシニア選手権」のみとなりそうだ。昨年は最終予選で44位だった立山光広が同大会で優勝と、“一発”のチャンスもあるだけに、横尾にも期待したい。(文・小高拓)

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