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女子プロの“手マメ”に上達ヒントあり! 『左小指』と『右薬指&中指』でナイスショット | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

吉田優利の手を見ると、左手小指の付け根、そして右手薬指と中指の第二関節の下にマメができている(撮影:福田文平)

手のヒラはクラブとの唯一の接点。ということは、ショット精度の高い女子プロの“手マメ”を見せてもらえば、ナイスショットのヒントがあるはず。ゴルフ雑誌ALBA839号では、そんなちょっと変わった特集が組まれている。女子プロの“手マメ”から分かった面白い傾向とは?

三ヶ島かな、鶴岡果恋、申ジエら8人が“手マメ”を見せてくれました!【写真】

吉田優利や三ヶ島かな、岡山絵里のマメを見ると、左手小指の付け根にマメが見られた。吉田は「左手下の小指と薬指で握って振ることしか考えていません。だからここにマメができるんだと思います」とコメント。三ヶ島も「グリップは左手で握って、右手はあまり力を入れないので、左手の小指と中指の付け根にマメができていますね」と語っている。

これは一体どういうことなのか? プロゴルファーの福永和宏は以下のように分析する。「ツアーで活躍する女子プロの手マメを見ると、左手の小指や薬指の付け根辺りに見られるケースが多いですね。これは本人たちも語っている通り、左手の小指、薬指、中指でグリップして右手はほとんど使わない証拠でしょう。スイング中も左手の下3本でクラブを振り下ろすため、この辺りに手マメができると思います。その方が手打ちになりにくいので、ミート率はグッと高まりますね」。

アンダーパーで回ってくる女子プロに対し、100前後を行ったり来たりしているゴルファーはどんなマメが多いのだろう?「アマチュアは右手の人差し指や親指に付いているケースがありますが、それは右手で振っている動かぬ証拠。そういう人は、両手の人差し指と親指を外して振ってみるといいでしょう。そうすると右手の力みが取れてスムーズに振り切れるはずです」と福永はいう。右手の人差し指や親指に力が入るとインパクトで右肩がかぶり、カット軌道によるスライスや引っかけが出るというわけだ。

女子プロの右手に注目すると、薬指と中指の第二関節下にマメが見られた。ツアー屈指の飛ばし屋、山城奈々は「飛ばしたいときは右手で押してヘッドを利かせるので、右手の薬指、中指の第二関節の下にもマメがあります」と話す。同様に、鶴岡果恋や山下美夢有にも右手の薬指と中指の第二関節下にマメが見られた。この“第二関節下”というのがポイントなのだ。

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