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ルーキーシーズンに失われた積極性 らしさが戻れば一気に活躍できる!【翔太のスタッツ大予想】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

アグレッシブさが出てくれば成績もついてくる!(撮影:GettyImages)

国内女子ツアーの新シーズン開幕まで、残すところあと1週間を切った。オフのトレーニング情報などから、どんなシーズンになるのかと思いを巡らせる楽しい時期でもある。そこで2020-21年シーズンの数字を参考にしながら、色々なスタッツで注目すべき選手を紹介。今季産休明けから復帰する大西葵の兄で、青木瀬令奈のコーチ兼キャディを務める大西翔太氏に今季の女子ツアーの行方を予想してもらった。今回は1ラウンドあたりの平均バーディ数と総バーディ数。

貴重!私服姿の安田祐香


これまで、この連載ではスタッツ上位勢のなかで今年の注目選手を挙げてきましたが、今回は逆に思った以上に昨シーズン順位が低かった安田祐香さんです。平均バーディ数は59位、バーディ数は69位とそれぞれ50位を割る数字となりました。

なぜ安田さんに注目かと言えば、アマチュア時代に一緒に回ったときには“アグレッシブさ”、そして“ピンに絡めるショット”を感じる攻撃的な選手だったからです。ツアー屈指の難コース・小樽カントリー倶楽部で行われた19年の「ニトリレディス」でもあと一歩で優勝という戦いを見せてくれました。「これはきっと活躍するな」と思わせてくれました。

ですが、ルーキーイヤーとなった昨シーズンは賞金ランキング69位タイ、メルセデス・ランキング67位タイとシード権を獲得することができませんでした。ケガの影響もあったと思いますし、初のフルシーズンで体力的なつらさもあったでしょう。プロの厳しさを感じたときもあると思います。多くのルーキーが活躍しましたが、むしろ彼女らがすごすぎるだけです。

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