開幕直前!選手はどんな調整をしている!?【原田香里のゴルフ未来会議】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
上田桃子はコーチの辻村明志氏らチームで合宿(撮影:福田文平)
ゴルフを愛するみなさん、こんにちは。原田香里です。女子ツアー開幕まであと1週間。選手たちにとって、約3カ月のオフシーズンはあっという間だったに違いありません。コロナ禍で出入国制限が厳しいこともあり、今年もほとんどの選手が国内で工夫を凝らしてトレーニングや練習に励んでいたようです。現在は開幕前の最終調整に入っているはずです。
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2020年は、いつものように開幕すると思っていたら、いきなり試合がなくなってしまいました。2021年は、海外への出入国が難しく、いつもとは違う調整を余儀なくされた選手も少なくありませんでした。今年はというと、異常な状況にある意味慣れてきてはいるものの、感染しないように、濃厚接触者にならないように気をつけながら、それなりに対応しているというのが現状のようです。開幕戦が行われる沖縄に早めに入り、暖かい場所で最後の調整をしている選手がいれば、さほど暖かくなくとも地元で練習している人もいるでしょう。誰もケガ無く、無事、開幕を迎えて欲しいものです。
今日お話ししたいのは、開幕前の選手たちの様子や心境についてです。選手たちは誰もが、シーズンをいい感じで滑り出したいと思っています。それぞれ、きちんと調整はしていても、試合が始まってみないと何とも言えない部分がどうしてもあります。
プロですから当然、ある程度までは仕上げてくるでしょう。でも、1試合、1試合を戦っているのと同時に、シーズンを通しての戦いでもあるのがプロゴルフの世界です。そう考えて、あまり焦らず、気持ちに波風を立たせずプレーすることが大切だと思います。
オフの調整は人それぞれですが、身体づくりから始めて、そこと並行しながらショットの練習、ラウンド…と進むのが一般的です。私の場合を振り返ると、開幕前になってラウンドを重ねてくると、練習場ではできていたスイングや体の動きが、ラウンドでも思うようにできているかどうか。球筋、球の高さはイメージ通りに出ているか。そうした細部をチェックしながら試合に向けて調整していました。
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