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師匠・ジャンボ尾崎に認められる結果を 佐久間朱莉の新たなる“課題”【注目ルーキー報告書】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

プロテスト合格イヤーに即プロ初優勝 ジャンボ門下生のスター候補がまた1人(撮影:GettyImages)

3月3日開幕の「ダイキンオーキッドレディス」で幕を開ける今季の国内女子ツアーで、今年もフレッシュなルーキーたちが本格的にプロゴルファーとしての第一歩を踏み出す。そこで昨年末に行われたQTで上位になり、レギュラーツアーを主戦場に戦う選手を紹介。今回は佐久間朱莉(QTランク14位)。

ジャンボのDNAが注入された佐久間朱莉のドライバースイング【連続写真】

ジャンボ軍団から、また一人新たなスター候補がツアーに送り込まれた。佐久間は中学3年から尾崎将司が主宰する「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」に通い、プロを目指してきた。ジャンボ邸を拠点に、2020年には日本ゴルフ協会のナショナルチーム(日本代表)にも選出。そして初受験となった昨年6月の最終プロテストではトップ合格を果たした。

身長155センチとプロとしては決して恵まれた体ではないが、飛距離アップのため師匠から出された『とにかく振れ!』という課題をひたすら続けてきた。「短くて重いミニクラブを、ひたすら素振りでマン振り」する日々。その結果、220ヤードだった飛距離は240〜250ヤードにまでアップした。

そして93期生の主席として、すぐにその実力の一端を見せつけることに。昨年11月に行われたステップ・アップ・ツアーのシーズン最終戦「京都レディース」で優勝という結果を残した。テスト合格年にプロ初勝利。ただそれを師匠に報告した時には、『まだまだこれからだ』と発破をかけられたという。「優勝と認めてもらえませんでした(笑)。来年はレギュラーで勝って報告にいきたい」。再び“課題”を乗り越えるための日々が始まる。

佐久間 朱莉(さくま・しゅり)
出身地:埼玉県川越市
生年月日:2002年12月11日、19歳
出身校:埼玉平成(埼玉県)
身長:155センチ
体重:52キロ
血液型:AB型
ゴルフ歴:8歳〜
最終プロテスト受験回数:1回
1W平均飛距離:240ヤード
目標とするプロゴルファー:ジョーダン・スピース
アマチュア時代の主な戦歴:「関東女子ゴルフ選手権」優勝、「三菱電機レディスゴルフ」ローアマチュア

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