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東京五輪金メダリストはグリーン上で苦戦 3年ぶりのツアー勝利ならず | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 S・シェフラー -16 2 P・キャントレー -16 3 S・ティーガラ -15 X・シャウフェレ -15 B・ケプカ -15 6 A・ノレン -14 B・ホーシェル -14 8 J・トーマス -13 松山英樹 -13 10 M・フィッツパトリック -12 順位の続きを見る

最後までカップに嫌われた

最後までカップに嫌われた(撮影:岩本芳弘)

ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン 最終日◇13日◇TPCスコッツデール スタジアムC(米アリゾナ州)◇7261ヤード・パー71>

2019年1月以来となる勝利はまたもお預けとなった。東京五輪の金メダリストであるザンダー・シャウフェレ(米国)は首位と2打差の3位タイから逆転を狙うも1打届かず。トータル15アンダーの3位タイで終わった。

178cmで楽々300ヤードオーバー!ザンダー・シャウフェレのドライバーショット【連続写真】

終わってみれば3つのバーディを奪ってボギーなし。安定感が光った。「中東から戻ってきて今週プレーすることに疑問を持った人もいると思うけど、いつも良いプレーをしているコース。いつかここで勝つつもりだからね」とサウジアラビアからの強行軍だったが、今季初のトップ5入りにホッと一息。

とはいえ、すべてが完璧だったわけではない。「パターの調子がもう少し良くなれば、結果も違ってくるはず」。4日間のスコアに対するパットの貢献度を表す“ストロークス・ゲインド パッティング”は-0.308。ようやく最終日にプラスに転じたものの、0.227とほぼスコアにつながらず。最終ホールでも約2.6メートルのバーディパットを決められずガックリと肩を落とした。結果的にこれが入っていればプレーオフに進出できていただけに、悔しさも大きい。

それでも「僕にとってはストレッチの終わりのようなもの。かなりいい感じだよ。パッティングを調整できれば、(次戦の)リビエラでの1週間はいいものになると思う」。自身を含めた世界ランクトップ10が集結する戦いに向けて、勢いはついた。久々の勝利へ、機運は高まりつつある。

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