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松山英樹、トップ10入りのなかった舞台での優勝に「苦手なコースで勝つのはまた自信となる」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

苦手だった舞台でトロフィを掲げる松山英樹(撮影:GettyImages)

ソニー・オープン・イン・ハワイ 最終日◇16日◇ワイアラエCC(米ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>

K・J・チョイ(韓国)と並ぶアジア人最多タイとなる松山英樹の米ツアー8勝目は意外な舞台だった。これまで苦手としてきたワイアラエCCだったのだから。

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1983年に青木功が「ハワイアン・オープン」を最終ホールでの劇的なイーグルで大逆転優勝したことで、日本でも有名となった同コースだったが、これまで相性は良くなかった。2011年の初出場で予選落ちを喫したのを皮切りに3年連続で予選落ち。15年にはMDF(Made cut Didn’t Finish。決勝進出者が79人以上のときに最終日の進行などを考慮して3日目に70位タイまででカットが行われること)も経験した。

その後17年以降は予選は通るようになったものの、最上位は20年の12位タイ。アマで3度、プロとして5度出場しながらも一度もトップ10に入ったことのない、“鬼門”のようなコースだった。成績だけでなく3日目を終えた時点で「ここのコースで、こんなにいい位置で回れると思っていなかった」と話したように苦手意識も存在していた。

だからこそレイをかけられカップを掲げたことに、「びっくりしてます!」と驚きを隠せなかった。「ここで勝つことができてすごくうれしい。ツアーでもなかなか苦手な部類のコースで勝てたのがうれしいですね」とこれまでとはまた違う喜びもこみ上げる。

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