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“特別ビザ問題”のシンガポールオープン 日本ツアーへの賞金ランク加算なし、異例の措置適用へ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

異例の事態となった(撮影:GettyImages)

17日(月)、日本ゴルフツアー機構(JGTO)は、「SMBCシンガポールオープン」(1月20〜23日)についてジャパンゴルフツアーへの賞金加算はしないことを発表した。

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同大会はJGTOとアジアンツアーの共同主管大会のままとして行われるが、賞金ランキングへの加算に加え、優勝者への残りシーズンと、その後2年間の日本ツアートーナメント出場資格も付与されないことが決定。

これは、先週行われた「シンガポールインターナショナル」での“ビザ発給停止”が大きく影響。同大会出場のため特別ビザでシンガポールに入国した選手が、シンガポール政府が定めている隔離措置や行動規範に違反をする形で法律を破ったという事例が発生。これにより、『シンガポール国外から入国する際の特別ビザの発給を今後停止する』との通達が、シンガポール政府から「SMBCシンガポールオープン」の大会プロモーター、アジアンツアーに対して通達された。このシンガポール政府の措置により、JGTOツアーメンバーで、特別ビザを申請中だった18名がシンガポールに入国できなくなったことから、今回の特別措置が決定した。

JGTO側は、『SMBCシンガポールオープンへの出場の如何を問わず、JGTOの
全ツアーメンバーの不利益、不平等を最小限に抑える目的から、前述しました通り、今大会においての賞金加算はせず、優勝者へのツアートーナメント出場資格も付与しないことといたしました』と発表した。

なお、同大会の有資格者を除く上位4名に与えられる「全英オープン」への出場資格は従来通り付与される。

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