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教え子たちが計8勝で約4億円獲得! 辻村明志コーチにパーオン率が上がるアイアンのコツを聞いてみた | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

ヘッドを一度ボールの先に置いてから、ボールにセットし直すだけでアイアンの精度がアップ(撮影:鈴木祥)

2020-21年シーズンの国内女子ツアーを席巻した辻村明志コーチ率いる“チーム辻村”。小祝さくらが5勝、吉田優利が2勝、上田桃子が1勝で勝ち星の合計は8勝。このロングシーズンで教え子たちが稼いだ賞金総額はおよそ4億円にものぼる。そんなカリスマコーチがパーオン率を上げるためのアイアンショットのコツを、ゴルフ雑誌ALBA835号のなかで紹介している。

小祝さくらのアイアンは左手の甲を背面に向けて振り抜く【写真】

「アイアンで飛ばそうとする意識が、ミスの原因です」という辻村氏。むしろ“飛ばさない”意識を持つことで正確にミートすることができるという。では、“飛ばさない”スイングをするためにはどうすればいいのか?

「やり方は簡単です。まずはアドレスですが、ヘッドを一度ボールの先(右打ちなら左側)に置いてからボールの右側にセットし直すだけ。最初にボールの左にセットすることで、左股関節が入りやすくなり、左内モモにハリのある理想的なアドレスを作ることができます」

一度、ボールの左側にヘッドを置くことで、左股関節が入った状態を作れる。すると、インパクトで左足体重をキープできるため、あおり打ちのダフリを防げて、アイアンに必要なダウンブロー軌道で打てるというわけだ。

さらに、「構えるときは、おヘソと両母指球に力を入れると、両足で地面をつかんだ安定した土台ができ、両腕の力みも抜けますよ」と付け加えてくれた。

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