未勝利ながら“総合力”ナンバーワン! ドライバー巧者の大槻智春【スタッツ振り返り】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
総合力1位に輝いたのは大槻智春(撮影:上山敬太)
新型コロナウイルスの影響により2020-21年が統合となった国内男子ツアー。2年にわたるロングシーズンを記録とスタッツを見ながら振り返っていく。【メルセデス・ベンツ トータルポイントランキング】
『総合的に優れたプレーヤーを選出すること』を目的に作られたのが、メルセデス・ベンツ トータルポイントランキング。主要スタッツ9部門(平均ストローク、平均パット、パーキープ率、パーオン率、バーディ率、イーグル率、ドライビングディスタンス、フェアウェイキープ率、サンドセーブ率)の順位をポイント換算し、その合計が少ない選手が上に来る。
そのトップに立ったのが大槻智春。今季は未勝利ながら、合計「88」ポイントで2位の金谷拓実に39ポイント差をつけてのダントツトップ。大槻の各スタッツは、以下の通りとなった。
【大槻智春の部門別順位】
平均ストローク:5位(70.47)
平均パット:16位(1.7563)
パーキープ率:13位(85.59)
パーオン率:9位(69.67)
バーディ率:3位(4.17)
イーグル率:1位(5.05)
ドライビングディスタンス:22位(292.53)
フェアウェイキープ率:15位(61.13)
サンドセーブ率:4位(58.04)
穴のない総合力の高さで、今季は30試合中12試合でトップ10入り。19年「関西オープンゴルフ選手権競技」に続く2勝目には届かなかったが、賞金ランクは自己最高の10位につけた。ちなみに、ドライバーの巧さを表わす「トータルドライビング」も1位。今シーズンは飛距離アップにも取り組んでおり、来季の活躍が益々期待される。
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