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敢闘賞を手にした“せごどん”は和服で決意 師匠・ジャンボからの褒め言葉にも「ここで終わらせない」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

敢闘賞は“せごどん”がゲット!(写真・JGMA(代表撮影))

21日に都内ホテルで「JLPGAアワード」が行われ、当該年度のツアー競技に置いて、特に印象に残る活躍をした選手に贈られる『敢闘賞』を西郷真央が受賞した。

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西郷は今季優勝こそなかったものの、トップ10に21回、2位に7度入るなどコンスタントに上位でプレー。さらに国内男女・シニアの3団体対抗戦『Hitachi 3Tours Championship』では大会MVPに輝く活躍でJLPGAチームを優勝に導いた。この女子ツアーの枠を超えた活躍を見せたチームの一員として『特別賞』も受賞した。

この日は「姉が成人式を挙げた時のもの。ピンクが好きなので気に入っています」という振り袖姿で登場。「ツアー1年目でこのような素敵な舞台に立つことができて光栄です。すごく長いシーズンでした。さまざまな経験ができたかなと思います」とまずは総括した。

それでも勝てなかったこともあって手放しで喜ぶことはできない。「総合的にみると悔しかったことのほうが数としては多い。特に優勝を目前にして獲れなかったり、そこを(来季に)どう生かすか」。行けそうで行けない、あと一歩届かないもどかしさ。これを晴らすには「1年目で経験できたことは今後につながるのでいい経験ができたと思います」と新シーズンにつなげるしかない。

激動のシーズンを終えて師匠のジャンボこと尾崎将司に挨拶に行くと、『よく頑張ったな』とお褒めの言葉が返ってきたという。だが、額面通りに受け取るわけにはいかない。「言葉だけを聞くと誉め言葉として受け止められるけど、ここで終わらせるなという意味が隠れていることを感じた。結果で恩返しできる形で頑張りたい」。まだまだ飛躍の途中。そんな思いを受け取った。

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