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女子プロが試合を運営!? 神奈川からゴルファーも環境も世界へ発信 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

優勝した植竹希望と祖父江歩(撮影:ALBA)

12月12日(火)に神奈川県にある戸塚カントリー倶楽部で「神奈川レディースオープン」が開催された。今大会は「地域の活性化」、「ゴルフ人口の増加・交流」、「オリンピック選手育成」の3つを目的に2017年から開催され、今年で4回目(昨年はコロナ禍のため中止)を迎える。

選手みずから作り上げた大会 試合の様子をフォトギャラリーで!

さらに今年からはYouTubeでの配信、SDGs(世界連邦運動)への取り組みなどこれまで以上にパワーアップして開催された。地元・神奈川県にゆかりのある女子プロが多数参加する地域密着のトーナメントはどのような目的で開催され、どこを目指していくのか。事務局長を務める祖父江歩に話を聞いた。

大会の始まりは、恩返しだった。96年にプロテストに合格した祖父江は、その1週間後にあった「神奈川オープン」の女子の部に出場する。プレーオフで敗れてしまったが、大会をスポンサードする神奈川県内の企業からの応援に非常に暖かさを感じた。だが、翌年から女子の部はなくなってしまう。「自分が年を重ねたときにこういう大会を作って、御礼をしたいと思いました」。その思いは大勢の協力もあって17年に花開いた。

そういった思いから始まった大会だから、地域貢献が大前提。協賛社への恩返し、ジュニア育成、コースとの関係性…。一口に“地域”と言ってもゴルフを通じて関わってくれたすべての関係者に喜んでもらえるようにすることが大事になる。

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