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18番ホール4つ目の顔に名手たちが大混乱 ニューヒーロー誕生はゴルフの面白さとともに【2020-21年・担当記者が見たベストバウト】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

宮本勝昌曰く「彼がゴルフ界一のイケメンですよ」(撮影:米山聡明)

新型コロナウイルスの影響で、2020年と21年シーズン統合された国内男女ツアー。男子30試合、女子52試合が行われたロングシーズンの幕が閉じたが、そのなかで人々を興奮させる多くのドラマが生み出された。この1年半の間に現場で記者がみた熱戦、“ベストバウト”をここで振り返る。

ツアー史上初の“セルフ”優勝でした

ゴルフの勝負が決まる18番ホールはコースの顔と言っていいだろう。「マスターズ」が行われるオーガスタナショナルなら、これまでの17ホールから一転右のドッグレッグの攻略が求められる。国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の東京よみうりCCなら今年優勝した谷原秀人が「グリーンに乗せない」という選択肢をとったほどの難グリーンが待つパー3だ。

一方で難易度が高いコースだけでなく、シーズン終盤の伝統の一戦「三井住友VISA太平洋マスターズ」が行われる太平洋クラブ御殿場コースは、飛ばし屋なら2打目でショートアイアンを持てるパー5だったりもする。パーを拾うコース、最低バーディが求められるコース。ドラマの生まれ方は様々だ。だからこそ、大抵のプレーオフはフィニッシングホールで行われる。

今年新たに誕生した国内男子ツアー「ジャパンプレイヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」の舞台・西那須野CCの18番(パー4・436ヤード)は“最終日だけ”選手たちに猛威を振るった。

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