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「昨日の悔しさが残っていた」 『79』からカムバックの渋野日向子が米ツアー出場権ゲット | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 アン・ナリン -33 2 P・ルサン-ブシャール -32 3 A・ティティクル -26 4 イン・ルオニン -21 C・ペイユン -21 6 J・ジャクソン -19 7 古江彩佳 -18 8 L・ヨハンソン -17 C・ヘジン -17 10 B・パグダンカナン -14 順位の続きを見る

青空に負けないほどの晴れやかな笑顔で渋野日向子は予選会を終えた

青空に負けないほどの晴れやかな笑顔で渋野日向子は予選会を終えた(撮影:ALBA)

<Qシリーズ(後半) 最終日◇12日◇ハイランドオークス(米アラバマ州)◇6677/6356ヤード・パー72)>

8日間144ホールの長い最終予選会を、渋野日向子は20位タイで終えた。これで米国女子ツアーの出場資格を獲得した。2019年8月に「全英AIG女子オープン」を制しながら、米ツアーメンバー入りを見送った。その後、あらゆる面に磨きをかけ米国行きを目指してきたが、渋野の言葉を借りればようやく“スタートライン”に立つことができた。

米出場権獲得後の2人のうれしそうな表情も現地から写真でお届け!【予選会フォト】

第1、第2ラウンドのつまずきもありながら、後半戦2日目、トータル6日目までは快調にスコアを伸ばした。順位も一時は7位まで上げたが、前日まさかの「79」というスコアで一気に下降。だが「昨日の自分より10打よくなってひと安心」と、最終決戦は5バーディ・2ボギーの「69」でまとめあげた。朝から「緊張感はあった」としながらも、中盤で2度の連続バーディを奪い、最後は苦しみながらも耐えてみせた。

前日の大叩き後は練習場に直行し、迫る悪天候もあって早々にコースを後にした。悔しさと怒りを浮かべた表情のまま、渋野は不安な夜を過ごすことに。「最終日を迎えるのがこわかった」。終盤にきての「79」の重み、そして出場権圏外に押し出される恐怖と闘った。

「昨日の悔しさが寝ても残っていた。ちょっと自信がない感じでは臨んでいたけど、これだけ応援してくださる方がいてくださると自分もノリにノッていけたというか、耐えきれた」

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