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小学生だった“教え子”が「バケモン」に成長 同じ練習場で育った選手たちの特別な時間 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

“教え子”たちとともに回った篠崎紀夫(左) その成長に目を細めた(撮影:福田文平)

Hitachi 3Tours Championship 初日(1日競技)◇12日◇大栄カントリー倶楽部(千葉県)◇男子=3714ヤード、シニア=3465ヤード、女子=3214ヤード、パー37>

「小学生のころから知っている子たちも出ていて、上手くなったしそれに負けずに頑張ってきているんですけど。どこかでおじさんパワーを見せつけてあげられればなと思います」

優勝カップを掲げて笑顔のJLPGAチーム【写真】

男子、シニア、女子ツアーの3団体対抗戦に、今季シニアツアーの賞金王として初めて出場した篠崎紀夫は、ライバルとして現れた“教え子たち”の活躍に目を細めた。所属先は千葉県千葉市にある練習場「北谷津ゴルフガーデン」で、そこは女子の稲見萌寧、西郷真央、そして男子の木下稜介が幼少期からゴルフの腕を磨いた場所でもある。

この4人が、各ツアーの精鋭のみが集まる大会で一緒にプレーをした。各ペアが1つのボールを交互に打つオルタネート方式で行われた第2ステージが、その“夢の舞台”だ。結果は稲見、西郷の女子チームが7バーディを奪って勝利。さらに女子が合計24点を稼ぎだしたのに対し、シニアは10点と大差で敗れた。その姿を見た篠崎は、「バケモンですね。守りに入る部分でも、彼女たちはいい方向にしかいかない」という強さを2人から感じた。

稲見もこの時間を振り返り、「シーズン終盤戦に入った時に練習場で、一緒に(3ツアーズに)行けたらと話してました。最後のハーフを同じ組で回れたことは本当によかった」と感慨深げ。小学生の頃から、練習場にあるミニコースでアプローチなどを教えてもらった先生に、成長した姿を見せることができた。西郷も「ジュニア時代から知っている稲見さんと組めて楽しかった」と話す。強い信頼関係が結果に結びついた。

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