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「自分はかなり下のランクになってしまった」 来季出場権逃した成田美寿々がたどる“新生”への道 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 下川めぐみ -9 2 石川明日香 -8 3 川岸史果 -6 4 大出瑞月 -6 5 永嶋花音 -5 6 黄アルム -5 7 福山恵梨 -4 8 福田真未 -4 9 木下彩 -4 10 石井理緒 -3 順位の続きを見る

成田美寿々、来季は生まれ変わった姿で再起を図る

成田美寿々、来季は生まれ変わった姿で再起を図る(撮影:福田文平)

<JLPGAクォリファイングトーナメント 最終ステージ 最終日◇3日◇葛城ゴルフ倶楽部 宇刈コース (静岡県)◇6412ヤード・パー72>

ツアー通算13勝の実力者が、QTから得られる来季出場権を逃した。成田美寿々は最終日に「69」をマークしたものの、トータル6オーバーで終戦。QTランク54位が確定し、来季前半戦にほぼ出ることができると見込まれるラインの30位程度を大きく下回った。来年の序盤は、この優先順位まで権利がおりてくる試合や、推薦などに出場機会が限られることになる。

シブコ、エリカ姫とポージングする成田美寿々【写真】

「すべては3日目だった」と、「78」とスコアを大きく落とした一日を悔やんだ成田。「最後は60台だけど、ホッとはしてない。疲れたな」と、好ラウンドの後ではあったが、疲労感たっぷりの状態でクラブハウスに戻った。それでも「言い訳はない。この4日間に一番いい状態で来られなかったのは自分のせい」と清々しい表情で話す。どういう結果であれ、苦しいシーズンがようやく終わった。

昨年2月頃に痛めた腰などが原因となり、今季は大不振に陥った。2020年と21年が統合されたシーズンで41試合に出場したが、トップ10回数は0(ゼロ)で予選落ちは24試合(棄権2試合)にものぼる。これにより、2012年シーズンに初めて手にしてから守り続けてきたシード権を喪失。10年ぶりのQT受験となったが、そこでも結果を残すことはできなかった。

“復活”への道筋を問われると、「終わったばかりで何も考えたくないですが、すべて足りない。ドライバーの飛距離、精度、アイアンもそう。すべてにおいて、自分はかなり下のランクになってしまった。来年はルーキーになった気持ちで一から出直したい」と答える。「レギュラーに出られる順位ではないけど、ステップに出るかは分からない」と、下部ツアーへの参戦は未定としたが、限られた試合で結果を残すための準備を進めていく。

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